マレーシアの旅行が、もっと便利になりそうです!
クアラルンプール近郊からマレーシア東海岸を結ぶ新しい鉄道「ECRL(East Coast Rail Link)」が、2026年12月12日の開業を目指して準備を進めています。
これまで車や長距離バスで移動することが多かった東海岸エリアへ、電車で旅行できるようになるんです。
しかも、開業から最初の1か月はエコノミークラスの運賃が30%OFF!
今回は、2026年10月19〜20日に発表された最新情報をもとに、気になる運賃や所要時間、チケットの購入時期をご紹介します。
ECRLってどんな電車?
ECRLは「East Coast Rail Link」の略で、日本語では東海岸鉄道と呼ばれることもあります。
マレー半島の西側にあるクアラルンプール近郊から、東海岸のパハン州、トレンガヌ州、クランタン州を結ぶ新しい鉄道です。
今回開業予定なのは、Gombak(ゴンバッ)からKota Bharu(コタバル)までの区間。
全長は約523kmです。
これまでKLから東海岸の街へ行く場合、長距離バスや車、飛行機などが主な移動手段でした。
ECRLが開業すれば、旅行の選択肢が大きく広がります。
開業予定日は2026年12月12日!
2026年10月20日、マレーシアのAnthony Loke運輸大臣は、ECRLの旅客営業を12月12日に開始することを目指していると発表しました。
工事の進捗率は、10月時点で98.16%。
列車の試験走行も進められています。
ただし、12月12日は現時点での目標日。
最終的な営業開始には安全確認や規制当局の承認が必要なため、変更になる可能性があります。
運賃はいくら?KL近郊からRM24〜!
今回、特に注目したいのが運賃の発表です。
ECRLには、各駅に停車する「Transit」と、主要駅に停車する「Express」の2種類があります。
2026年10月に発表された、Gombak発のエコノミークラス片道運賃はこちら。
| 目的地 | Transit | Express |
|---|---|---|
| Bentong | RM24〜 | 停車なし |
| KotaSAS(クアンタン方面) | RM60〜 | RM68〜 |
| Kuala Terengganu | RM95〜 | RM110〜 |
| Kota Bharu | RM125〜 | RM147〜 |
※表示料金は最低運賃です。
ECRLでは、予約状況や旅行日程によって料金が変わる「ダイナミックプライシング」が導入されます。
そのため、いつでもこの金額で乗れるという意味ではありません。
初月限定!エコノミークラスが30%OFF
さらにうれしいのが、開業記念の割引キャンペーン。
2026年12月の開業から最初の1か月間、一般向けのエコノミー運賃が30%割引になります。
発表されている最低運賃に30%割引を当てはめると、次の金額になります。
| 目的地 | 通常の最低運賃 | 30%OFF後 |
|---|---|---|
| Bentong(Transit) | RM24 | RM16.80 |
| KotaSAS(Transit) | RM60 | RM42.00 |
| Kuala Terengganu(Transit) | RM95 | RM66.50 |
| Kota Bharu(Transit) | RM125 | RM87.50 |
| Kota Bharu(Express) | RM147 | RM102.90 |
これらは発表された最低運賃から計算した参考金額です。
実際の販売価格は、乗車日や需要によって変わる可能性があります。
30%割引は、ほかの常設割引を受けない一般利用者が対象です。
ほかにも学生や子ども向けの割引が!
ECRLでは、開業記念キャンペーンとは別に、特定の利用者向けの割引制度も発表されています。
| 対象者 | 割引率 |
|---|---|
| 2〜12歳の子ども | 50% |
| マレーシア国籍の60歳以上の高齢者 | 50% |
| 対象の障害者登録証保有者 | 50% |
| 対象の政府年金受給者 | 50% |
| 13〜24歳の学生 | 40% |
対象者はそれぞれ条件があるため、チケット販売開始後に詳細を確認してください。
また、開業初月の30%割引と常設割引を重ねて利用することはできません。
KLからコタバルまで最短約4時間!
ECRLが開業すると、東海岸への移動時間も短縮されます。
例えば、GombakからKota Bharuまでの約523kmを、Expressなら約4時間で移動できる予定です。
Transitでは約5時間を見込んでいます。
電車なら自分で長時間運転する必要がなく、車窓の景色を楽しみながら移動できるのも魅力。
KLから少し遠いと思っていた東海岸の街も、旅行先として選びやすくなりそうです。
東海岸にはどんな観光スポットがある?
ECRLを利用して行けるようになるエリアには、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
① Bentong(ベントン)
KLから比較的近いパハン州の街。
ローカルグルメや自然豊かな周辺エリアで知られています。
短い週末旅行の候補としても気になる場所です。
② Kuantan(クアンタン)方面
パハン州の州都クアンタンは、海辺の景色やローカルグルメが楽しめる街。
ECRLのKotaSAS駅は、クアンタン方面への新しい玄関口となる予定です。
駅から市内への移動方法も確認して旅行を計画したいですね。
③ Kuala Terengganu(クアラ・トレンガヌ)
マレーシア東海岸の文化を感じられる街。
クリスタルモスクや伝統工芸、海辺の風景などが魅力です。
島への旅行を組み合わせたい方にも気になるエリアですが、季節によって海の状況が変わるため、船の運航情報は確認が必要です。
④ Kota Bharu(コタバル)
クランタン州の州都。
伝統的なマーケットやマレー文化、ローカル料理などを楽しめる場所です。
KLからの移動が便利になれば、東海岸の文化を体験する旅行も計画しやすくなりそうです。
チケットはいつから買えるの?
ECRLのチケットは、2026年11月中旬から販売を開始する予定です。
2026年10月22日時点では、まだ一般向けの予約販売は始まっていません。
今後、正式な販売日や購入方法、運行時刻表などが発表される予定です。
最新情報はECRLの公式サイトで確認できます。
公式サイト:https://www.ecrl.com.my/
チケット発売後には、途中駅を含む詳しい運賃も公開される予定です。
KL Sentralから直接乗れるの?
ここは旅行者にとって重要なポイントです。
2026年12月に開業予定のECRLの西側の起点はGombak駅です。
KL SentralからECRLにそのまま乗車できるわけではありません。
KL中心部から向かう場合は、まずGombak駅まで移動する必要があります。
ECRLの駅と既存の公共交通機関との接続については、開業前の最新案内を確認してください。
また、Port Klang方面への延伸区間は、今回の12月開業区間には含まれていません。
まとめ|KLから東海岸への旅行がもっと身近に♡
2026年12月12日の開業を目指す新しい鉄道ECRL。
GombakからKota Bharuまで約4時間で移動できるExpressや、RM24からのエコノミー運賃など、注目ポイントがたくさんあります。
開業最初の1か月は30%OFFという、お得なキャンペーンも予定されています。
今まで訪れる機会が少なかった東海岸の街へ、電車で出かける旅行も楽しみですね。
11月中旬に予定されているチケット発売や、正式な運行開始の発表にも注目です!
